2008年度(社)日本青年会議所 九州地区
福岡ブロック協議会 ひとづくりグループ
基本方針
担当副会長 有吉 慶祐
この日本においては、「ひと」の力こそ国の力です。広大な国土を有さず、食糧やエネルギー資源が決して豊かでない我が国を支えるものは、社会のなかで、自然のなかで、この国のなかで生かされ懸命に生きる私たち一人ひとりの生です。私たちは、永らくの時間を経て醸成され先人により受け継がれた伝統文化や精神性を礎とし、心のあり方、この国のあり方を今一度考え、生きがいのある社会づくりに努めていきたいと考えます。
いつの間にか失ってしまった大切なものに気づかされるときがあります。使い捨ての文化のなかで、全てのものには命が宿っていることを忘れてしまいました。刹那的な快楽を求めるなかで、自らが先祖からありがたく引き継いだひとつの生であること、自然の中で生きる謙虚な姿を忘れてしまいました。私たちは日本JCの倫理・道徳教育プログラムや環境プログラムの実践や各地域への伝播の支援を通して、失われたこの国の大切なものを呼び覚ます歩みにひたむきに取り組んで参ります。
また、地域の自然や歴史、文化のなかで様々な世代が共に学び育みあう地域社会があれば、範となるべく自らの成長に努める大人の中で自立した芯のある子どもが育っていきます。充実した地域教育環境を創造する「寺子屋事業」を実施すると共に、LOMの皆様の地域での取組みを支援していきます。さらに、この国とひとのあり方を規定する憲法においては国民投票法が成立し、法施行まで3年間の重要な時期にあることを自覚して、国民自らの手で誇りある憲法が創れるよう国民参加の議論を積み重ねていきます。
先人や自然を畏敬し、確固たる倫理観に裏づけされた一人ひとりが、故郷に限りない愛着を持ち、個と公の社会のあり方を見つめなおしたとき、誇らしく活き活きと自らの生を生きていく理想的な社会へと踏み出していけると確信します。