2003年度福岡ブロック協議会会長所信
■福岡ブロック協議会 会長 | 原 俊行 | 美夜古JC | 略歴

---愛するもののために、 あなたは今何が出来ますか---
混沌とした時代を迎え、進むべく道が見いだせず誰もが未来に 閉塞感と先の無いやるせなさを感じている今だからこそ、私達は愛するものは何であるかを自覚し、その為に何が出来るか真剣に考え行動する必要があるのではないでしょうか。
 1949年に48名の同志が集い日本における青年会議所運動の灯がともって以来、戦後の復興期、高度経済成長期、オイルショックを挟んでバブル成長 期そしてバブル崩壊から現在までの期間、多くのJayceeが青年としての 英知と勇気と情熱を持ってJC活動に取り組んできました。時には大きな壁にぶつかり、挫折したこともあったと思います。しかしその灯は消えずに未だに輝き続けている最大の理由は営利的な運動や個人の利己主義的運動でなく、その時代時代に即応し恒に愛する国、愛する故郷、愛する家族、愛するもののために何をすべきか真剣に考え、青年らしく行動に移してきた結果だと思います。
  2002年、混沌とした時代を迎え、進むべく道が見いだせず誰もが未来に閉塞感と先の無いやるせなさを感じている今だからこそ、私達は愛するものは何であるかを自覚し、その為に何が出来るか真剣に考え行動する必要があるのではないでしょうか。
愛するもののために動いた時、計り知れないパワーと人を魅了してやまない輝 きを放つことが出来る。
 第20期福岡ブロックアカデミー「愛と平和の280km行進」事業の前日、 異常な不安感に包まれ、明日の準備をしていても物が手に付かない状態でした。事故怪我無く全員無事に大川まで着けるだろうか。本当に280km も歩けるだろうか。そう考えると頭の中が混乱して思わず「行きたくない」と呟いてしまいました。それを聞いていた婚約者が「担当副会長のあなたが行かなくてどう するの。愛するもののために歩くんでしょ。絶対諦めないで最後まで頑張って」 と言って背中をたたく。結婚式の準備もままならない自分に不甲斐なさを感じ、それでも自分を励ましてくれる婚約者のため頑張らないといけないと思った瞬 間、挑戦する勇気が沸々と湧き出てきたのを覚えています。絶対諦めない。愛 するもののために必ず大川まで歩くと思った時の集中力は今考えても鳥肌が立 ってきます。そして感動のゴール。自分自身が輝いていた瞬間だったかもしれません。皆さんも愛する人、愛するもののために何かしたいと考えた時、心の 底から湧き出る勇気と力を感じたことが一度ならずあるのではないでしょうか。
  私は、〈愛するもののために〉は特別なことではなく誰もが経験していることだと思っています。〈愛するもののために〉は思いがけない力を発揮する可能性 と、自らが輝けるチャンスを与えてくれると思います。JC活動はその機会を与えてくれる絶好のステージではないでしょうか。
  そして、私達はそのステージの中で愛するものためにこの地域を素晴らしいものにしたいと夢み、この国を素晴らしいものにしたいと望む。夢や希望は私 達が愛するものは何かを自覚した時に生まれます。つまり、〈愛するもののため に〉はJC活動を展開する上で力の源となり、原点(スタートライン)になるので す。夢や希望を現実のものとしようとする時、挫折したり、進むべき方向を見 失ったりすることもあるでしょう。その時は、もう一度原点に立ち返り、愛す るもののために何をなすべきなのか問い質してみてください。きっと進むべき 道が開けてくると思います。
  愛するもののために・・・夢や希望の実現に向かって突き進んでいきましょう。
福岡ブロック協議会は21LOM のサポーター
 福岡ブロック協議会にとって愛するものは何か。それは福岡県内21の地域で明るい豊かな社会を築き上げるという同じ志を掲げ、今日も精力的に活動を続けている仲間達です。そんな愛すべき仲間達の夢や希望の実現のために福岡ブロック協議会として何が出来るのか。 現状を見てみるとブロックは日本JCや九州地区のパイプ役としての役割があるにもかかわらず、実際には各LOMにそれぞれの要請依頼事項等の情報が直接伝達され、それらがLOMのための事業であるのに類似したものが多く動 員に苦戦する状態が続いています。逆に各LOMが抱えている問題点や悩み等を具体的に把握しているかと言えば判らないと言うのが実状です。意志疎通が なく、情報伝達が一方通行になってしまっているように思えます。福岡ブロック協議会は21LOMに情報を一方的に送るだけの指導者ではなく、陰となり日向となってサポートする支援者でなければなりません。では具体的に何が出来るのでしょうか。第1に次代を担う人材の育成。第2 に日本JC・九州地区からの情報だけに止まらず、県行政・各種団体からの情報を集約そして提供すると共に21LOMで起きている問題点等の情報を収集 し、その解決方法を模索すること。第3にLOMのニーズに応じ、ブロックの スケールメリットを生かした事業の展開。以上の3点を掲げ、福岡ブロック協 議会は21LOMのサポーターであることを胸に刻み、行動に移していきます。
次代を担う人材の育成〜人が感動を呼び、感動が人を育てる〜
 私は、愛するもののために何が出来るのか自問自答した時、アイデアは果て しなく湧くけれど、実際に出来るのかと考えると自分の知力活力のなさと自信 のなさに嫌気がさすことが今でもあります。自分自身を好きになれない人間に 人を愛することなど出来ません。だから私は敢えてJC入会以来、色んな事業に挑戦し参加し続けました。それが成功裏に終了したときの感動は、どれも昨 日のように想い出せます。失敗も私にとっては大きな教訓となって残り、それ らが少しずつ自信に繋がってきたと思います。中でも最高に感動を与えてくれ たのが福岡ブロックアカデミーです。諦めずに全力でぶつかっていけば必ず大 きな感動を呼び、感動は活力を生み、その経験は知力を生み、その時の熱い思 いが自信を育む。これ程の人間的成長をもたらすものはないと思っています。 アカデミーはそれが出来るフィールドです。本年度は感動をテーマに第21期 福岡ブロックアカデミーの充実を図り、ブロック内の人的交流を押し進めると同時に21LOMの次代を担う若き人材の育成をサポートしていきます。
  又、2002年度人間力開発実践会議にて行われた「JCの素」、日本JCによる人間力推進支援プログラム等のインストの養成を行いブロック研修サービ スとして21LOMの研修のサポートをし、LOM内の人材の育成を進めてい きます。
情報集積基地・シンクタンクとしての福岡ブロック協議会の役割
 ブロックは日本JCや九州地区そしてLOMからの情報や県行政からの情報 が集積できる位置にあります。情報が滞ることなく円滑に流れるようなシステ ムを確立しなければなりません。現在行われているホームページやEメールによる配信を充実させて、情報が一方通行ならないように配慮すると共に会員会議所での情報交換の充実を図ります。
  又、ブロックは21の経験・ノウハウを蓄積したシンクタンク組織でもあります。LOMにおいて解決できない問題点もブロックでサポートすることが出来ると思います。教育問題・まちづくり・会員拡大等の専門分野毎に委員会を設置し、各LOMからの意見を集約し問題解決へ向けての調査研究を進めます。 委員会内で対処できない問題は役員会・会員会議所内にて協議し、場合によっては九州地区・日本JCの支援体制が取れるシステムを確立すると共に県行政 との交渉調整を図っていきます。
福岡ブロック協議会における事業の展開
 福岡ブロック協議会で事業を展開する際に重要なのは、21LOMのニーズ に応じ、且つブロックのスケールメリットを生かすことにあります。教育問題・ まちづくり・会員拡大等は各LOMそれぞれ対応が違いますし、1LOMだけ では対応できない広域に渡る問題もあると思います。そこで先に述べました各専門分野の委員会にて、各LOMからの意見を集約し調査研究を進める段階で、福岡県域という視点からブロックのスケールメリットを生かした事業の必要性 が生じた場合、遅滞なく展開できるよう柔軟に対処していきます。又、200 4年に福岡で世界会議が開催される予定です。海外より約100ヵ国、国内外合わせて約10000名のJayceeが集うこの会議は、私達にとって多くの経験と学びを得られる千載一遇のチャンスであると考えます。福岡ブロック協議会としては、世界会議福岡大会の実現に向けて支援すると共にこれが素晴 らしい体験となるよう「21LOMのかかわり方」を真剣に考え、LOMに対してフィードバックできるような企画提供し、それらに呼応した事業を展開していきます。
今・・・それはほんの一瞬
 地球が誕生して45億年。やがて生命が出現し、その生命は生と死を繰り返 しながら絶え間なく進化を繰り返し人類が誕生し、現在まで引き継がれてきま した。その長大な時の流れの中では私達の存在はほんの一瞬の出来事でしかありません。そんな私達でも大変重要な使命を背負っています。それは何か。それは過去から続く時間の糸を紡いで未来に引き継がなければならないという大 切なことです。今がよければと考え、時間の糸を紡がず、生命誕生以来の歴史 の担い手であることを忘れて、未来に引き継ぐことを止めてしまったらどの様になるのか。想像することはそんなに難しいことではないと思います。
  私達は家族人・地域人・地球人そしてJayceeとして立ち止まらず進 続けなければ成りません。
  福岡ブロック協議会はそんなJayceeやJCをサポートし続けていきます。
あなたには今、愛する人がいますか 愛する家族がいますか
愛する仲間がいますか 愛する故郷がありますか
愛する国がありますか そして、あなたはこの地球を愛していますか

愛するもののために・・・
あなたは今何が出来ますか

さあ、ともに進みましょう


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