■ 所信 (社)美夜古青年会議所 理事長 冨安正直
大好き美夜古、大好きにっぽん

  美夜古JCのアイデンティティーとは何でしょうか。 日本JCの綱領には「志を同じくする者相集い」とありますが、その「志」とはどんな志なんでしょうか。 日本JCを創立した先輩達は戦後の東京の焼け野原を見て、若い我々が今立ち上がって日本を復興しなければならないと考え、活動を始めました。その後、日本は見事に復興し、経済大国といわれるようにまでなりましたが、その志を引き継いでいる現在の我々は本当に皆志を同じく社団してJC活動をしているのでしょうか。
  私は、美夜古JCのアイデンティティーはこの美夜古地区に明るい豊かな未来を築く事であると考えますし、それが、我が美夜古JCのメンバー共通の志であると信じております。そして、この「明るい豊かな未来」を具体化し、行動を起こす事こそ我々の先輩達が築き上げてきた美夜古JCのアイデンティティーをさらに確固たる物にしていくと考えます。
  「地方分権」という言葉があります。JCを語る上でキーワードと言ってもよいでしょう。 しかし、昨年発表された日本JCの2000年代運動指針にはこうあります。 この言葉は地域のことは地域で決定し、その責任も地域で負うという基本的な発想からすれば、地方「分権」というよりは、本来、地域「主権」と捉えるべき性格のものです。 今や社会は市民自らの手で創り出す時代です。
  我々は市民のさきがけとなって、この美夜古地区をリードする使命があります。その為に、 我々は自己の修練をする必要があります。次には市民の皆さんに修練の成果を発信しなけ ればなりません。またその発信には愛がともなっていなければ、受信してもらえないと私 は考えます。国を愛し、地域を愛さなければ発信に説得力はありません。国や地域を愛す るためにはその誇れるところを学ばねばなりません。そして我々美夜古JCの各事業が楽 しくなければ継続はのぞめません。
  私が住んでいる苅田町には、私が大好きな、苅田山笠と呼ばれる古くから伝わる祭りがあ ります。重さ2トンもある木造の巨大な山笠が各地区から14基くりだし、激しくぶつか り合ってクライマックスを迎えますが、各地区の子供たちはそのぶつかり合いにあこがれ て育ちます。山笠の準備期間から祭り本番を通じて老人から子供まで同じ目的で話し合い、 作業を進めることで地域の結束が固まっていき、終われば皆で打ち上げを行い、楽しかっ たこと、嬉しかったこと、悔しかったことを語り合います。中学生の悪ガキが老人に説教 をくらったりもしています。そこには、年長者に対する尊敬や年少者に対するいたわりや 愛情が確かに存在します。そして、理屈抜きの楽しさがあります。
  JC活動もお祭りに例えられないでしょうか。同じ目的で話し合い、作業し、終われば打ち上げで語り合う。私は各事業をお祭りのように一生懸命苦労し、楽しむことが事業を成功に導き、地域住民の皆さんからのより大きな理解を得ることにつながるものだと考えます。 私は、メンバーのみんなの先頭にたって一生懸命学び、修練し、発信し、楽しんでいく覚 悟です。
 大好きな美夜古、大好きなにっぽんのために。

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